レガシィGT−B

(アプライドBG5B5CD、エンジン形式EJ20RDWCJE)
レガちゃん、流行性感冒・スバル風邪発症
(エアフローメータ特性不良の巻)

ここに掲載の”スバル風邪”とは、オーナーやメーカの実態を示しているものではありません。お間違えなきように(笑)単なるエアフロ不良です。

本文のJISマークは、一切関係ありません。単なるシャレです。

本文の埼玉スバルでのやり取りは、一部失念している部分もあります。実際の数値や納期についてはお近くのスバルのお店で確認してください。


レガちゃん、風邪をひく。

今年の冬(2002〜2003)は寒い!12月に大雪も降って、四輪駆動(の端くれ)レガちゃんの本領発揮。

と思いきや、その直後から?エンジン不調が。なんかゲホゲホいっています。風邪でもひいているかのようです(流行性感冒スバル風邪)。

そのうち、スカスカの低速トルクが余計スカスカになり、エアコンコンプが作動すると吹け不調になり、朝一のエンジン始動後、3回程度ストール寸前になったり、しながら年明け。

年が明けると、吹け不調が更に酷くなり、加速が間々ならないこともあったり、(通勤途上、西部浄水場前〜内谷陸橋まで、たまにお見かけする埼玉スバルにお勤め?のブルーメタ・5MTのGT-B氏)おんなじ型のクルマに置いていかれるのは辛い。

時間が経つと、風邪どころが、不整脈状態に。おまけに、魔のCHECKENGINEが点灯したり。直後にリードメモリーしてみると、CHECK#23(エラー23:エアフロメータ異常)エアフロ不良との診断。

ある日、隣町からの帰り、農面道路を5速80Km/hで巡航中、突然エンジンが不整脈を打つ。アクセルを踏んでも不整脈が治まらず逆にアクセルを戻すと少し生還(~~;)こんな状態が300メートルくらい続いた。直後にリードメモリーしてみると、CHECK#23(エラー23:エアフロメータ異常)エアフロ不良との診断。

後続車がいたので、エンジン停止→追突事故に危うくなりかけた。後にも先にもこんな怖い思いをしたのはこれだけだが、安全性や通勤などでも使うので、少しでも不調を騙す為、プラグ交換を決行。(今考えてみると「イリジイウムタフ」は性能の良いプラグなんですね)かなり不調が改善される。


レガちゃんに診断&処方箋。

  1. 朝一でエンジン始動後、4〜5分後に、回転が数回落ち込む(エンストしない)
  2. 1200〜1300rpmで回すと、エンジン全体の振動(エンストしない)
  3. 2速・3速で1500rpm付近から加速すると、2000〜2500rpm前後で息つき(エアコンコンプ作動中に特に顕著、周囲の流れに乗っていけない程)
  4. 4速・5速で2000〜2500rpm前後で巡航中に突然息つき
  5. 長時間走行後のアイドリング時に、エンジンの振動
  6. プラグ交換すると、症状がかなり改善する
  7. エアフロの出力電圧を確認、アイドル時0.78〜0.69V発生。軽く叩くと、7Vになったり。
  8. リードメモリーをかけると、必ずCHECK#23を出力。

以上の症状から、エアフロ不良と断定。毎度御馴染みの、北春日部の埼玉スバルへ。

尾崎氏にお話したところ、

「これは、エアフロの特性不良ですね」尾崎氏

「やっぱり、そうなんですか」おいら

「特性不良なので、これだとリーン寄りにずれている可能性が高いですね」

「リーンにずれると、色々症状が出ますが、リッチにずれると症状が出にくいので特性不良と気づきにくいんです」

(世の中には運の良い人もいるのですね)

「O2フィードバックでどれ位補正できるんですか」

「O2フィードバックはだいたい空燃比±10%位まで補正できます」

「うちのも1回目の不調から1ケ月位で重症化しましたが」

「大体1ヶ月位で重症化するのが殆どです」

「ところで、エンジンかかってない時のエアフロ電圧見ました?」

「えっ、どうだったけ?」

(スバルセレクトモニタ登場。レガちゃんに繋いでECU内のエアフロ電圧確認)

「やっぱりリーンにずれてますね」

(ちなみに標準値は、IGONにて、エンジン停止時のエアフロ電圧は0V、アイドリング時0.8〜1.0V)

で、本題

「エアフロって、確か高いんですよね」

「¥37500です。注文頂ければ明日には入荷します」

(この手の部品にしては恐るべき超短納期。やっぱりトラブルが多いんだなと実感)


レガちゃんの、その後。

新品エアフロをインストール。難しいことはありません。

エアフロ 左:新品。右:旧品。特に変更点認められず。
取り付け中

エアフロ特性劣化の原因は熱?インテークの取り回し?

一時話題になったBH/BE系の「ホットフィルム」と共に、原因究明を求む。

 

取り付けて、ECUリセット。今までの不調がうそのように絶好調になりました。


レガちゃんの、エアフロをばらす。

毎度御馴染み、中古部品の検証です。 こんなのが本当に4諭吉するのでしょうか?

上蓋開ける 充填してある、シリコンゴムに数回切込みを入れて、マイナスドライバでこじると上蓋が開けます。

このように、薄銅板でシールドされており、電磁波(ノイズ)対策がなされています。

エアフロ内部

これがエアフロの内部。基盤2枚で構成。

ベーク盤には入出力コネクタ、センサ(吸気温、空気流量)、空気流量センサを定電圧駆動するトランジスタがついている。

白い基盤はセラミック製。ここで信号を演算する。

内部は、隅々までワニスが塗布されている。

トランジスタ

トランジスタは、筐体に直付けされており、放熱されるようになっている。

トランジスタはNECの「2SB1098」hfe(直流増幅度)が20000の、高増幅度トランジスタで、空気流量センサを定電圧駆動する。

メイン基盤

OPアンプは、日立の「HA17902」自動車用4回路入りOPアンプで、単電源動作可能。

実際の回路では、3回路使用。

抵抗器は、印刷抵抗を採用。レーザートリミングで抵抗値を調整。その他少量のコンデンサが使われている。

半田不良を発見。(デジカメの性能の限界。わっかるぅかなぁ〜)

ワニスがべっとり塗ってあるので、うまくバラせません。自信のある方は、エアフロのレンジ変更なども簡単に出来るかもしれません(ただのアナログ演算)


まとめ。

前述の通り、発病1ヵ月で重症化します。お早めにスバルのお店でエアフロの注文を。

話がそれるが、新型インプレッサSTiは、すごいなぁ〜。(うちのレガちゃんと並べると、約7年の差は大きいかも)


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初版:2002-07-20
修正:2008-7-28